だんだん気温が上がり、なんだか日も長くなってきた。
春なので何かしら今年の目標を持っている人もいるだろう。
今回は「今年はオフショアデビューしたい」という人に思いを馳せる。
長いので分ける。
今日はその1。
オフショアを始めるメリット
釣りを始めたら早い段階でオフショアに参加してみることを推奨している。
なぜなら釣りの上達には先にオフショアをやったほうが近道だと思うからだ。
理由を4つ書く。
①同船者とコミュニケーションを取りやすい
インターネットで検索すれば釣りのHOW TOは簡単に得られるようになった。
だがネット情報は取捨選択が難しい。
遊漁船に乗ると多くの場合同船者と話す時間がある。
船に乗っているくらいだからそこそこ引き出しを持っている人が多い。(ない人もいる)
あわよくば秘密のポイントを教えてもらえるかもしれない。(教えてくれない)
とにかく同船者にに釣りの疑問や質問をぶつけてみよう。
一度同船した人は親友だと思っている人が多い。その後の釣りライフのコミュニティが作りやすく明るくなる。

いつなのか記憶にない写真
②船長はなぜか釣りが上手くて、ポイントを知っている人が多い
船長をやっている人は何故か釣りが上手な人が多いし教えてくれる人も多い。
勝手に魚のいるポイントに連れて行ってくれる。
※「昨日は釣れたんだけどねぇ」「回遊待ちだからねえ・・・」の場合もよくある。
絶対に釣れるわけではないが、無課金で初心者がショアに行くより釣れやすいとは思う。

船長は釣りが好きな人が偶然多い
③サクラマス等幻の魚の実在を確認できる
すでにサクラマスを探して挫折寸前のそこのキミ。
私の場合その状況から遊漁船に乗り、いきなりサクラマスを1日で10本釣った。
前述の通り同船者や船長の知恵を借りて幻の魚の実在を確認できるかもしれない。
最悪自分が釣れなくても誰かが釣れるとは思う。
写真だけ撮らせてもらおう。
家族に見せるなら「資源保護のためリリースしたので持ち帰りはない」といえばいい。
SNSで写真をアップしても、借りたサカナであることは気づかれないから大丈夫だ。
④場所の取り合いに参加しなくていい
特にさくらますの場合、場所の取り合いが激しい。
場所の取り合いで釣りが嫌になる人も多い。
前乗りが基本で、3時に起きて寝坊という厳しい業界だ。
今の世の中どうかしている。
船に乗ると釣り場所の奪い合いに参加しなくていい。
当然テトラポッドより足場が良くて安全だ。
デビューにおすすめの釣り
デビューするなら下記の釣りが良いと思う。
ボートロック
船に乗ってロックフィッシュを狙う。
主にワーム。
潮が速い時は50g位前後まで想定だが投げなくてもいい。足元に落とすだけでも良いのでMHクラスのロックフィッシュロッドでいと思う。
ショア用のロックロッドで行けるのでハードルが一段低い。
個人的にはオフショアデビューには一番オススメ。
さほど沖に行かずアブラコやソイがメインになる。
デメリットは「オフショアっぽいサカナ」はあまり釣れない。
少し価格が安いことが多い。
苫小牧を想定しているが日本海のボートロックには乗ったことがないので知らない。

少し着ぶくれしているがボートロック
スロージギング
スロージギング用の柔らかめのサオに150~200gのジグを付けてしゃくる。
普通のジギング用のサオより柔らかい。
サクラマス、ヒラメなどを狙う。
タラ系やロックフィッシュなど色んな魚が釣れる。
オフショア用のスロージギングタックルが必要。
ちなみにスロジギタックルはイカメタルにも使える。
キャスティング
春ならサクラマス。
船からサクラマスを狙おう。
沖ではなく河口や岸壁に近づく。
ほぼショアサクラマス釣りと同じだが場所取り戦争に参加しなくていい。
サオは長いと投げる時危ないのでできれば7F前後の短い竿で臨みたい。
多くの場合長さが合わずサオは買わないといけない。

ジギングヒラメ

キャスティングも楽しい
準備
だいたい遊漁船は1回1万円くらいだ。
オフショアには遊漁船料のほかにもマネーを投入して準備するものもある。
ライジャケとタックル
オフショアで絶対に必要なのは桜のマークのライジャケだ。
ショアで普通に使っているゲームベストではだめだ。そういうルールになっている。
但し当日マークの有無をチェックされるわけではない。
だからといって自分で桜のマークを書いてはいけない。
勘違いしやすいが、桜のマークはサクラマスを釣った人だけに許されるマークではない。安全規格の某である。
ライジャケはレンタルサービスのある遊漁船もあるのでレンタルが良いかもしれない。
但し桜マークのライジャケは釣りを続けるならさっさと買っても無駄にはならないと思う。
最近ではタックルについてもレンタルプランもあるので検討してみるのもいい。
ただし、残念ながら遊漁船のレンタルは電話予約等でなんだか不明瞭なこともあるのも事実。
具体的なタックルについてはあーでもないこーでもない勢が多いし間違えたら怒られるのでここでは書かない。
ただ、たくさんの人に聞くとみんなバラバラの事を言うので2〜3人までに抑えておこう。
沢山の人に聞きすぎるとたくさんの師匠の顔を立てるのが大変である。
やはりボートロックでシンカーとワームを買ってデビューするのが良いと思う。
遊漁船の選択、予約
遊漁船の選択に関しては、場所や船の大きさ、設備、船長のウデ、予約のしやすさなどなどチェックポイントはあると思う。
個人的にはLINEでコミュニケーションを取れる船が良いと感じている。
何かと便利だ。
しかし私も未だにどの船に乗れば良いのかよくわからない。
なので適当に乗る。
私なりの船の選び方については別の記事にしようと思う。
デビュー戦はゼロから電話して予約するより誰かの募集に乗っかってアテンドしてもらうほうが楽なのでおすすめだ。
遠慮することはない。
頭数を集めているオフショアアングラーはたくさんいる。
SNSで雄叫びをあげよう!!
ステッカーを貼れば百人力
最後に一番大事なこと。
タックルボックスにぼっちオフショア初心者の会のステッカーを貼ることだ。

ぼっちオフショア初心者の会

こんな感じ
この会は入退会自由完全無料、特に活動はない。
タックルボックスにこのステッカーを貼って、なんとなく仲間意識を持つだけの会だ。
このステッカーを貼っている人は以下の掟を必ず守っている
・オフショア初心者の人はこのステッカーを貼っている人を見つけたら仲良くする
・オフショア熟練者の人はこのステッカーを貼っている人を見つけたら仲良くする
・ぼっちの人はこのステッカーを貼っている人を見つけたら仲良くする
・非ぼっちの人はこのステッカーを貼っている人を見つけたら仲良くする
・ショアしかやらない人は細かいことを気にしないでみんなと仲良くする
・おっぱいに忠誠を誓う
・GOLF3333のワルグチを絶対に言わない
このステッカーを貼ると釣りたいサカナが寄ってくる効果もある。
下のページで販売している。


白老新栄丸

遊漁船アクティブ2
イケメンが寄ってくる効果もあるのかもしれない。

その2では私なりの船の選び方と乗ったことにある遊漁船を感想とともに羅列する予定。
コメント