まぐろ物語〜第2章〜初戦

まぐろ物語
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2023年8月11日。

積丹幌武意漁港より出港。

前日に桑園の近くの自販機で、シャローさん(ほぼ本名)とともに氷も購入した。
氷を準備すると釣れないというジンクスなど気にしない。

これで氷を準備しなかった強めの阪神ファンさん(仮名)だけ釣れたらこのジンクスは本物なんだろうな、と思いつつ氷を入れた重たいクーラーボックスをシャローさんとともにステップワゴンに積んで当日を迎えた。

出港時間にめがけて札幌西インターからハイウェイにゲットオン。
たまたま後ろにいたシャローさんとともに余市のコンビニでいつもの行事を済ませて出港に至った。

キャスティングタックルとジギングタックルを用意した

序盤〜中盤

本日ともに戦うのは、強めの阪神ファンさん(仮名)とシャローさん(ほぼ本名)と私、船はアクティブ3333(仮名)のテンガ船長(仮名)の4名だ。

工作員からの情報によると、先行して近隣から出港した別船はスタートからナブラを発見してすでに良型のクロマグロの捕獲に成功したとのこと。

なんだか行けそうな気がして船を走らせる。

普段より遠くまで行く。
目指せカムチャッカ。

マグロの時は移動中も遊んでてはいけない。
全員でナブラを探す。

探しながら走る。

しかしナブラなど無い。
数度の跳ねはあったものの単発。

船を止め、待機などしていたがナブラは発生しない。
時々反応は見えるのでまずは誘い出しを実施。

3人共キャストを始める。

それから30分ほどだろうか。

 

ザッパーン!!!!!!🐟

阪神ファンさんに大きな魚がアタック!!

残念ながらフッキングに至らずバレてしまった。

私は船先端の高い位置から見ていたが、なかなか大型のサカナだったと思う。

その後ジギング等も実施したがナブラはなく跳ねもほぼ無くなった。

そして協議の末、工作員の情報を元に西へ移動。

 

工作員からは次々と捕獲情報があったものの、我々は跳ねやナブラには恵まれず終盤を迎えた。

 

ナブラを探しつつコーラを飲む船長。かっこいい。俺が男なら放っておかないのに

 

ナブラを探しつつ操船する船長。

クライマックス

帰港予定時間は過ぎていたものの、なかなか帰ると言わないで頑張ってくれるテンガ船長。

多分先日阪神ファンさんより良型のテンガを贈られたとのことなのでその恩返しなのだと思う。

テンガの恩返しだ。

しかし風が強くなる天気予報。

いつまでも遠くの沖にはいられない。

テンガ船長「港に向かいながらナブラを探しましょう」

 

ナブラを探しながら港へ戻る

帰路。
12時の方向に跳ねを発見。

ナブラというほどではないが、やや広い範囲に渡って複数の跳ねが散見される。

まずは船を止めて様子を見てナブラに発展するのを待つ。

ナブラの育成だ

しかしなかなか盛り上がってこない。。しばらく静観していた。

昨年、似たような状況でマグロが掛かったことがある。

「投げよう!」

多分これが今日のラストになる。

そんな思いとともに3人はキャスティングロッドを振りかぶり、クロスしないように順番に投げる。

シャローさん(ほぼ本名)投げる。シュバッッッ・・・!!!
無事着水。

 

GOLF3333、投げる。 シュバんん!!??
先端絡まり失投。

 

続いて阪神ファン、投げる。シュバッッッ・・・!!!
着水即バイト!!

ザッパーン!!!!!!🐟

阪神「っっっっっしゃー!!来たぞコラァ!!!!」

という声を、おれはサオ先端の絡まりをほぐしながら聞いた。

フッキングにも成功したようで、わたくしとシャローさんはキャスティングをヤメて速やかに応援と撮影の配置についた。

 

まぐろとファイト

 

当初阪神ファンさんはロッドを脇に挟んでスムーズに寄せることができているように見えた。

楽観して後ろで一服しながら六甲おろしを歌って応援するなどしようと思ったが、六甲おろしの歌詞が「颯爽と」までしかわからないのでやめた。

ファイト中の阪神ファンさんの「好きな女性のタイプ等を聞いて」撮影などをしつつ遊んでいた。

???

いつの間にか苦悶の表情になっている。

阪神ファンさん「ちんこがいたい。ちんこがいたい」

やがて阪神さんは限界を迎え、わたくしと交代した。

交代したらひたすら耐えるのみでほとんど巻けない。

 

多少巻いても定期的にドラグを出されるのでほとんど膠着状態に近い。

船尾の方で日向ぼっこをしていたシャローさんに再度代打するなどして、なんとか最後はまんぼーさんが水面まで上げてきた。

男3人で1時間以上かかっている。

やがて水面に見えたマグロはとても大きかった。

テンガ船長が、まぐろのエラあたりをめがけてモリをブスっと刺す。

まぐろ「痛てーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

 

と叫んで火事場のクソ力でモリを外して水深30mくらいまで走って潜ってしまった。

その時油断していた阪神ファンさんは、タックルは離さず耐えたものの、すでに息絶えていた

なんとか針はまだ外れることなく持ちこたえている。

再びなんとか阪神ファンさんを蘇生して、ともにマグロを巻き上げる。
致命傷を食らっていたまぐろはもう喋ることはなく、抵抗は弱いがそれなりに重たかった。

再び水面まで上げたまぐろはギャフで船内にリフトイン。
これまた重たいし、ギャフと針が怖かった。

ファイト中シャローさんに竿を渡して翌日のRSRのテイムテーブルを復習する阪神ファンさん

RSRの予習をしていたことに怒って手を貸すのをやめたシャロたん

 

 

まぐろのサイズは血抜き後の計測なので正確にはわからないが50キロ前後だと思う。

今回私は釣ることができなかったが、今回の出船を企画した身としては阪神ファンさん(仮名)のまぐろ童貞を奪った気持ちになっているのでとても嬉しい。

むしろ自分が釣るよりこの方が良かった。

自分が釣ったら釣りを引退することになっているらしいのでうかつに釣るべきではない。

まだまぐろ釣行予定はあるが、今度から氷は準備しないでいくようにしよう。

 

 

とにかく今回も大勝利だった。

楽しい釣行だった。

来月へ続く。

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