2023/9〜10 北海道ショア釣り義務教育 アキアジ

北海道ショア釣り義務教育
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さて、まずはこれまでの北海道ショア釣り義務教育の進捗状況から。

①サクラマス→22.6.26太平洋にて単位取得。23.5日本海追試クリア。板マス追試予定。
②ヒラメ→まだ(過去に投げ釣りで事故的に釣ったことはある)
③アキアジ→22.10.5単位取得。ただしオスのみ。メス追試予定。
④ブリ→多分無理(義務教育にするには無理がある気がする)

 

今季は③の赤字部分のクリアに挑む。
目的はアキアジ(♀)攻略だ。

↓去年のアキアジ↓
https://golf3333.com/archives/280

なお、ショアについてブログに書くことはいろいろと気を使う。
鮭となるとなおさらだ。
フェイクやフィクション、嘘、大げさ、紛らわしい表現、でっち上げ、虚言や戯言、内容のない表現を織り交ぜる。絶対にポイントについては書かないように気をつける。

初戦。日本海

今季は聞く限り日本海の釣果がすこぶる悪い。
銀ピカではなくブナ化が進んでいるという。

良くてもめったに釣れないのに、悪い状況の中でこの俺にサカナが釣れる気がシナイ。

そんなこんなで9月も下旬に差し掛かり、多少は釣果も聞こえてくるようになったので今季初陣に出た。
パートナーは何度かオフショアで一緒に戦ったソフトバンクさん(仮名)だ。

例によって前日夜から場所を取り、引掛けオジサンを見つけては通報をしながら朝を待つ。

夜のうちからモジリや跳ねは見られた。

未明、周囲の人にポツポツと鮭が釣れはじめる。
見る限り、聞いてた話と違って銀ピカだ。

やがてソフトバンクさんにもHIT!
銀色のオスを釣っていた。

例によって俺だけ釣れない時間帯が続いたがいつものことなので焦りもしないし悔しくもないし何も思わなかった。

油断しているともぞもぞとしたアタリ。
ほぼ向こうアワセでリールを巻く。

一年ぶりのアキアジの感触だ。

順調に寄せていたかと思えたが、あしもと2〜3mあたりでバレてしまった。

その後は多少アタリなどはあったが、家庭の事情でやや早めに終了。

初戦は安定の坊主でフィニッシュだった。

 

ソフトバンクさんはタコベイをプレゼントしてくれた。イヤリングにしよう

 

第2戦。オホーツクへ

初戦から数日後、メス鮭を釣るべくオホーツク遠征を決行した。

土曜日の仕事が終わり次第出発して日曜日の朝マズメに決戦の予定だったが、それでは場所が取れない可能性があるという。
急遽有給休暇を取得。
前倒しして土曜日の昼前に出発した。

毎秋オホーツク通うプリウスさん(仮名)、盟友RUNさん(仮名)とともに向かった。

ポイントはヨモギ別川河口だ。

最近、近隣の土地を購入した萱田さんの許可を得て、その土地に車を止めてポイントに入った。

まずは夕まずめ。

混んでいる。

特に河口付近は隣同士の肩が触れそうな、にしたっぷ状態だ。

河口から最も遠い人が少ない場所にエントリー。
数投していると、いつの間にか河口近くに陣取っていたRUNさんが早速鮭を釣り上げていた。

RUN「ゴルさんもっと近くにおいで!!」

河口から遠いとダメなのかと思い、なんとか河口に近付こうと河口近くの人のスキマに意気揚々と入った。
私「すいませんここはいりまーす」
知らない人「そこ人いますよ」
私「あ、そうでしたか。すいませーん」

玉砕した。

声をかけたらダメなのか?
でも挨拶なしだとそれはそれで失礼だって誰か書いてなかったか。

多少彷徨った挙げ句、結局プリウスさんとRUNさんの間にグイグイ割り込んだ。(内弁慶)

しかしながら結局夕まずめ、二人は数本の釣果を上げたが私は釣果を上げることができなかった。

 

夜マズメ〜朝マズメ

暗くなり周りの釣り人が順次撤収していった。
帰る人もいるだろうが、多くの人は多分車で仮眠や休息を取っているのだろう。

そんな中私達3人は車に戻らず、河口近くで待機していた。
結局私達3人以外誰もいなくなった。

闇の中の河口前で軽食を食べたりたばこを吸うなどしていた。
時折サオを振ったりもしていた。

夜に釣れるイメージのない鮭だが、やがて真夜中にRUNさんが釣った。しかも連続で。

「これは貸し切りの河口でチャンス到来か!」

と思いRUNさんからレクチャーを受けていたところ、ワラワラと人が来た。

多分駐車場から見ていたのだと思う。

やや押しのけられながらもそのまま夜マズメへ突入した。

海面を無数のデンケミが漂う。

その無数のデンケミひとつひとつは波打ち際に立つ釣り人とラインが繋がっており、もはやトラップにしか見えない。

そこにルアーを投げて回収してこいという、ミッション・インポッシブルみたいな釣りだ。

映画で見たこういうのを思い出す

「オホーツクで銀ピカの鮭を釣るんだ!」
そう言い聞かせ、たまにややオマツリしながらトラップに挑んだ。

真夜中、苦戦しながらも1本目が釣れた。

1本目の鮭(オス)

 

おれ「なんでブナってんだよ!!」

 

と声が出てしまった。

オホーツクは銀ピカじゃなかったのか??

とはいえこれ以降釣れるかわからんのでキープ。

 

 

引き続きトラップにルアーを投げる。

やはりオマツリ頻発。
何度めかのオマツリで、知らない人にラインをほぐしてもらい、一旦ルアー回収しようとしたら重い。

「まだだれかと祭っている?」

と思ったら釣れてた。

写真はないが2本めもオスだ。
まったく釣った感がない2本目だった。

引き続きトラップにルアーを投げる。

やがて数人を巻き込むオマツリスーパフェスティバルに巻き込まれた。
数人でラインが絡むお祭りが発生して、関係者みんなで一旦後退。
私はどうしていいかわからず佇んでいた。
関係者数人は粛々と言葉も発せず自分の仕掛けを外して速やかに自分の釣り場所に戻っていった。
地面にはグシャグシャになった私のラインとルアー類が転がっていた。

私は一旦ラインを切って復旧した。
この時やや挫折しそうになっていた。

 

めす

プリウスさん「大丈夫かい?」

私「挫折しそう」

 

そんな会話をした気がする。

気持ちがやや折れ、オマツリを避け、デンケミの少ないところ(多分鮭のいないところ)を狙って投げ、デンケミの少ないところを通していた。

それを見かねたプリウスさんからキャスティングで狙う場所、通すコースのアドバイスを貰った。
デンケミの多いところを通せという。

そしたら。

メスが釣れた。

良サイズのいメスだ。これでミッションコンプリート

流石ですプリウス師匠♡

 

明るくなるに釣れ、デンケミがなくなるとなおウキが視認できない。
そして人もさらに増えてきた。
私は4本しか釣っていないのに、なぜかクーラーボックスに入り切らないほどの鮭を確保したということらしいので終了。

私はオス3、メス1の釣果だった。

鮭釣り

しかしRUNさんとプリウスさんとほぼ同じ場所、同じ時間釣りをしているのになぜこんなに差がつくのだろうか。

・餌?
カツオ?エビイカ?塩締めの有無?うま味調味料?にんにく?など違いはあるが、餌をもらってもさほど差はなかった。というかエキスの抜けた皮だけの餌だけでも釣れてるのは見た。
あとマグロの皮は、確かにエサ持ちはいいがエサ取りにも人気がなかった気がする。エサ持ちがいいというか一度つけたら取れない。交換できないほど取れない。力いっぱい引っ張るので拍子にフックが刺さりそうで危ない。
マグロの皮は危ない。

・仕掛け?
タコベイ、ルアー、スプーン。
途中、あまりに私だけ釣果が薄いのを見かねたRUNさんがそれらを一式支給してくれたがあまり変わらないかった気がする。

・アクション?
ウキルアーの場合アクションと言っても巻くしかないのでスピード位しかアクションの差がない。
何度もRUNさんやプリウスさんのウキと並走しており、自分のではないルアーに鮭がHITしてることがあったのでアクションが悪いわけではないと思う。
ただし、周りのデンケミの動きに振り回されて早く巻きがちにはなっていたと思う。

・飛距離?
遠くにいれば飛距離は必要だが、割と近くにいたのであまり関係ない気がする。
むしろ飛距離は出るほうだと思う。

・通すコース?
多分これだと思う。
まず鮭が溜まっている場所を誰よりも早くみつけること。
皆が気づく前にそこを通したい。
数人が同じような場所でHITしてるとみんな気づく。
そうなるとトム・クルーズもびっくりなレーザートラップになってしまう。
あとはレーザートラップに挑む勇気と技術と自信だと思う。

このようなトラップの中、ルアーを通すのがシャケ釣り

 

今回の釣行はプリウスさんがいないと実現しなかった。
クルマを出してくれて、諸々準備もしてくれてかなり負担をかけた。

ありがたい限りで言葉に出来ないほど感謝だ。
報酬は焼き鳥だという話をした気がするのでいつにしようか・・・。

さて3400文字を超えてしまったので終わる。

楽しい釣行だった。

とにかく大勝利だった。

イクラだ

ホイルバター焼きだ

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