2024 オフショア合法タコ釣り部

合法タコ釣り部
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昨年2023年6月某日。

アンニュイな午後。

わたくし「ヒラメの季節だなぁ。釣りたいなぁ。でも遠くまで行くの面倒くせーな」

などと考えながら、私はぼっちオフショア初心者の会の営業活動に勤しんでいた。
ぼっちオフショア初心者の会は成果主義の厳しい営業会社である。
電話で新規営業開拓だ。

プルルルルルルル・・・・

私「もしもしお世話になってます。ぼっちオフショア初心者の会、営業部のGOLF3333と申します。何でもいいからラクして釣りたいのですが今何が釣れますか?」

相手「そんな奴の相手してる暇はねーぞ!おれはカレイとヒラメとタコ釣りに忙しいんだ!メーン!!」

私「ソウデスカ。残念デス。またゴエンがあれば・・・今カレイとヒラメと何と??」

相手「タコだぜ!メーーーン!!」

 

北海道でタコ釣りを堂々とやっている遊漁船を発見シタ。

 

9ヶ月越しの合法タコ釣り部

通報しようと思ったが、話しを聞くと知らなかった。
タコ釣りについては北海道沿岸は全面禁止だと思っていたが違う。
一部に共同漁業権消滅エリアがある。
そこではルールを守れば禁止されていない。
そこそこ有名な遊漁船で堂々と募集運行されているし、船長はSNSにアップしてもいいという。むしろ船名も広告になるからアップして欲しいという。勝手なことをいうもんだ。アップしてやるもんか。

一応該当地区水産科に電話したが大丈夫そうだ。

しかしこの時6月は既にシーズン終盤。
準備が間に合わないとして2023年は断念した。

 

ーーーーそれから9ヶ月後の2024年3月。

再び電話。

私「スミマセン。去年電話した者ですがたこ釣りにキョーミがあります」
相手「センキュー、メーン!!タコはもう釣れるぜベイビー!」
私「予約をキボウシマス!」
相手「ちなみにどこからくるんだ?メーン!!??」
私「札幌です」
相手「日本人かよ怒」

こうして20243月27日をリザーブ。
合法タコ釣り部として活動を開始することにした。

平日限定のチャーターのみだというので、タコに興味がありそう且つ釣り方を聞かれてもわからないので勝手に調べてくれそうなメンバーを勧誘して部員にシタ。

注:相手の船長は実際にはこのような話し方はしません。多少誇張しています。普通に会話できます。私は怒られていません。むしろ誇張というより、でっちあげています。

釣果

この記事を書いている5月2日時点では計2回の釣行を実施。

3月27日(水)と5月1日(水)だ。
私の休日は水曜日だから水曜日に実施だ。

釣果としては、
3月は船中2杯。
5月は船中7杯の釣果だった。
5月については22キロの超大物を釣ってる部員もいた。

3月釣行で釣れたタコ

22キロの巨大なタコ

私は2キロと2.5キロの調理しやすいコンパクトタコを狙って釣った

 

お刺身やタコザンギ、たこ焼き、酢ダコ、カルパッチョ、たこわさ、色々な食べ方ができるタコは美味しい。
釣りとしてはさほど面白くないかもしれないが、黒字を狙える数少ない釣りである。

タックル、釣り方

タックルについては若干特殊である。

船長推奨は、PE20号を30mとそれに準じる強いタックル。
張り付いたタコを剥がしたり、根掛かりから強行脱出するためだ。
ただし実感としてはそこまで強くなくても大丈夫な気がする。
だいたい8号以上あればいいような気もする。
私はマグロ用に準備していた硬めのジギングタックルを転用した。

 

仕掛けはタコテンヤ。
主に豚の脂身を巻いていたが、カニのワームの方がいいような気がしている。
ちなみに船長推奨は、餌やワームの代わりにリカちゃん人形だと言っていたが無視した。
テンヤやカニワームは釣具屋に普通に売っている。
テンヤは40号程度までしか売っていないので100号くらいになるように改良が必要だ。
底を這わせるためだ。
豚の脂は肉屋のチャンネーに安く売ってもらった。

豚の脂とカニワームを装着。これで2杯釣れた

水深8mほどの沖堤岩壁沿いをただただ引き摺る。
アクションの必要はないと思うがよくわからない。
確立されていない釣りだ。

そして船のエンジンではなく、人力で船を漕ぐので肉体労働を伴う。
この肉体労働を伴うところが好き嫌いの分かれるところだと思う。
あまりやると痩せてしまう。

このカギ付き棒を使い人力で船を進める

 

ラーメンチャーハンセット

辛味噌チャーシュー麺

タコ釣りは6月中旬まで。
チャーターの特性上ひとりではなかなか行けないので機会があればあと一回くらい行ってもいいかなとは思っているが未定だ。

とにかくこの釣りをどうやって発信するか悩んだ。
闇に葬ろうかと思ったがそれだと何のために行ったのかわからない。このブログは半年近く放置していた。何でもいいからアップしないといけないと焦っている。

せめてブログの記事にしておけば、どこかの萱田さんが勝手に広報してくれるかもしれないと期待している。
実際ルールの解釈はさまざまなので何を言われるかわからない恐怖とともにこの記事をアップスル。

まぁ楽しい釣行だった。

とにかく大勝利だった。

#ぼっちオフショア初心者の会

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