イカメタル 第4戦 8/25 日司漁港 明見丸

活動報告(ぼっちオフショア初心者の会)
今日の船は明見丸。とても広く快適だ
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とあるアンニュイな休日。

用もないのにコルソ札幌へ定期調査。
駐車場に到着してふと携帯電話を見るとLINEアリ。

こるそ「イカメタル実釣会空席アリ」

との広告。

これは考えてたらすぐ埋まるやつだ。

この頃丁度イカが釣れなくて悩み何度かリストカットしていた。
そのまますぐこるそ札幌のカウンターへ行って参加を嘆願し受理された。

 

遅刻

 

8月からはマグロ釣り予定を組んでいたが規制がありやめた。

子供の夏休み期間中にはマグロ以外の釣り予定は入れなかったため前回から少し間が空いて今回のイカメタルは1.5ヶ月ぶりのオフショアだった。

当日は積丹先っぽ系漁港のひとつ日司漁港に16時集合。
確か14時くらいに札幌を出発したが30分くらい遅刻した。

なぜなら札幌マラソンの日だったからだ。

私の自宅は札幌市新川地区なのだが、新川通と琴似栄町通に近く、交通規制に包囲される。
毎年のことだが、悩まされるので来年から札幌マラソンは札幌ドームでやって欲しい。
ドームなら空調まである。
その方がランナーも札幌市民も札幌市もウィンウィンウィンだと思う。

16時30分ごろ現地に着くとすでに全員集合していた。
出港は17時30分頃。
私の遅刻は出港時間に影響はなかったが、遅刻した身分なのでそそくさと準備をして誰にも手伝ってもらうことなくタックルボックスやクーラーをひとりで船に移し指示された位置で壁際に直立して大変反省している表情を全面に出しながら出港の時を待った。

釣り座は右舷真ん中。
ここで壁際に直立して反省していた

CRAZY OCEAN

今回の実釣会、主催はこるそ札幌さん。
スポンサーには最近界隈でイカメタルの拡販と啓蒙活動を積極的に行うCRAZY OCEANさん。
私はCRAZY OCEAN製のOCEAN WHIPというイカメタルロッドを保有しているので意気揚々と持ち込んだ。

OCEAN WHIP

OCEAN WHIP先端。
白とオレンジが鮮やかだ

記念品のステッカーとマルチホルダークリップ

 

さて周りを見ると、みんなロッド先端の色が黄色い。

ほぼ全員が同社の最高級ロッドOCEAN SPEARだ。

富豪の参加するイベントに迷い込んでしまったのかと思ったが、後から聞いたら言えばレンタルで貸してくれたらしい。
私は遅刻した身分なので借りるタイミングを見失ってしまったのかもしれない。
しかし万が一借りて、どうしても欲しくなっても多分くれない。
責任をとってくれないなら借りなくていいかなと思った。
ワンナイトだけの関係に興味はない。
関係を持つなら全てをモノにしたいがコストがかかるので考えものだ。

とにかくこの時点で、私だけ圧倒的に不利な状況でのスタートになった。

多分値段で行くと私のロッドは皆のロッドの1/3くらいの価格なので、釣果の比較には3倍のバイアスをかけて計算すれば公平になるので留意してほしい。

ちなみに釣り情報誌ノースアングラーズのカメラも入っていたので、もしかしたら背景に私が写るかもしれない。
大事なところはモザイクされるかもしれない。

実釣

今回で今季イカメタル4回目。

前回の釣果は、多分概ね大体13〜300杯くらいだったと思う。今季最大の釣果だった。

今日はおれイカ界隈のギネス記録更新を目指したい。

さて実釣。

もちろん今日も超絶渋い。

いや周りの人は渋いと感じているっぽい。

しかしわたくしはもう慣れている。

イカメタルとは渋いもので、己の精神力と忍耐力を試すための修羅の道だ。

そうそう釣れるものではない。
しかしまあ渋いなりに周りに人も順次1〜2杯は釣る。

「おれも1杯は釣りたい。負けたくない」
とかそんな小さな争いを行なっていた。

見える範囲で釣れてないのは、たまたま右隣にいたツイッターのフォロワーの女性アングラーのい〜ちゃんさん(仮名)とわたくしの2人だけだ。

やがて苦戦するい〜ちゃんさん(仮名)を見つけたメーカースタッフさんは、彼女へのマンツーマン指導を実施。
すると見事にい〜ちゃん(仮名)さんは1杯目を釣り上げる。

 

おれ、あせる。

まだゼロ。

イカメタル イカが釣れるの いつになる
ごるふ心の詩

必殺 テンションフォール

釣れないので船の上でリストカットでもしようかなと思っていたところ救世主が現れる。

サンダルの男(仮名)「釣れてますか」

彼はメーカーのテスターの方だと思うけど、名前を忘れた。
Tシャツ短パンにビーチサンダルのスタイルで「寒い」と言っていたのが印象的だ。

サンダルの男(仮名)さんによると

・今日はとってもゆっくりテンションフォール。すんごいゆっくりで
・仕掛け変更。(クレイジーオーシャン社製に変更。空気読まずに自作の使ってた)
・仕掛けとPEを直結していたが、リーダーとやはりスイベルスナップを入れるべき
・スッテもレンタルクレージーオーシャン製に換装(レンタル)
・リーダーがあった方がやっぱり取り込みやすいという。
・リーダとスナップ間にはオレンジのゴム缶をつけて巻きすぎ防止にしていた。

支給された仕掛け。市販の中では一番いい気がする

ゴム缶を目印とショック吸収にしている

そして横で手取り足取り指導してもらうとなぜか見事にすぐ釣れた。
(そのあといなくなったらやっぱり釣れなくなった)

わたくしの場合、長い仕掛けを苦手として昼イカやマスバケから逃げていた。
しかしイカメタルもある程度長い仕掛けになる。
イカメタルロッドを使い始めたので、複数の抜き上げなどできないし、そろそろ長い仕掛けと正面から向き合う時が来たのかもしれない。

テンションフォールなど知っているつもりながらも指導してもらうことなどなかなかなかったので良い経験になった。
ありがたい。
実際に効果はあったので、自信を持って自分のボキャブラリーに入れることができるようになった気がする。

ダブルヒットのまるで爆釣に見える写真

イカは明らかにサイズアップしているのだが・・・

釣果と次回予定

今回の船ではポイント変更は一度。

変更後は少し良くなった気がして、少し釣れるようになった気がした(少しだけ)。

結局のところ、詳しい数字は忘れてしまったが、多分概ねざっくり大体13〜300杯くらいだったと思う。

今回も爆釣とはいかなかった。

そもそも「イカメタル」ってなんなんだろう。
「夜イカ」でいいじゃないか
格好つけて横文字で「メタル」って付けたんだろうな。
昼にメタルスッテを使ったらなんて呼べばいいんだ?

釣った後の写真は撮っていなかったが鯖つれた。サバメタルだ

よく聞くが、本当に昼イカの方が釣れるのだろうか。

などと考えていたら昼イカに詳しそうな遊漁船をやっている人がたまたま偶然うっかりばったり今回のイカメタルに参加していた。

姐さん(仮名)だ。

姐さんはほぼ毎日釣船に乗っている。
朝からブリ釣り→夜イカメタル→朝からイカという謎のスケジュールを組んで参加していた。
多分家に帰ればイカを食べ、翌朝またイカを釣りに積丹へ走る。

積丹に部屋を借りるべきだ提案したが、猫がどうのこうのと聞かない。

ちなみに、姐さんの釣果の勝敗については、13〜300杯の間で同じ位だという。

私と同数なので今回のおれと姐さんカップの勝敗については引き分け・・・・と思ったが姐さんは最高級ロッドOCEAN SPEARを借りていた。私のOCEAN WHIPの3倍の値段のするロッドなのでバイアス調整をすると、

姐さん 13〜300杯
  VS
おれ 39〜900杯(バイアス調整後)

となったのでおれ、大勝利、優勝だった。

クーラーにはまだ多少余裕があった

そんなこんなで次回はすっかりさっぱり釣れないイカメタルにサヨナラを告げ、9/15かがりかがり昼イカ。

電動リールに詳しくないので、操作すらわからないのでフルレンタルだ。
あのたまごっちみたいな画面には何が表示されるんだろう。
たくさん釣れると卵が孵化するのだろうか。

そろそろ今期のイカシリーズクライマックスの季節である。

かがりにはぜひ頑張ってほしい。

とにかく大勝利だった。

楽しい釣行だった。

 

#ぼっちオフショア初心者の会

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